8/02/2014

「日本人はこんなにすごい!」という自画自賛の多さに呆れる。日本人は批判なしに信じる。これが日本の民度である。

「報道ステーションキャスターの古舘伊知郎が元気である。:兵頭正俊氏」(晴耕雨読)
http://www.asyura2.com/14/senkyo169/msg/263.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 30 日 23:21:05: igsppGRN/E9PQ
「報道ステーションキャスターの古舘伊知郎が元気である。:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14851.html
2014/7/31 晴耕雨読

https://twitter.com/hyodo_masatoshi

太平洋戦争中に東京で米軍の猛爆があった。

防空壕に逃げ込んできたドイツ人の夫婦を、「毛唐がいる」といって追い出した。

つまりなぜ戦争を始めたか、敵も味方も知らないのだ。

これが日本の民度である。

防空壕の外で、ドイツ人夫婦はオロオロしていた。

ちなみに奥さんはトマス・マン婦人の姉だった。



疑うことを知らない。

そればかりか疑う人を悪くいう。

「謀略論」批判はその一種だ。

日々、新聞・テレビの愚民化の謀略にさらされながら、暗愚に笑い続ける。

「すべてを疑え」といったヨーロッパの知性とは、モノが違うのだ。

だから1年で集団的自衛権まできてしまった。

報道ステーションキャスターの古舘伊知郎が元気である。

なぜだろう。

降板が近いからか。

それとも読売の部数激減のせいか。

かれへの期待は、状況のただ中で、独自の取材で、すぐに発表を信じる国民が、腰を抜かすような情報を、発信し、真実を教えること。

長谷川浩はそれをやろうとした。

敗戦時に、ルーズベルトが死んだ。

経済人のなかでは、呪う者は少なくて、日本の戦後経営をかれにやらせたかったという意見まであった。

敵を呪う気持ちがないのなら、戦争などしなければよい。

しかも最後まで軍人を呪う気持ちもなかった。

日本民族は基本的に不条理がわからないのである。

敗戦時、沖縄戦で負けて、米国が講和を申し込んだというデマを新聞は流した。

それで株も急騰した。

国民はそれを信じた。

新聞を鵜呑みにするおバカさは、今も続いている。

日本人は自分の頭で考えないのだ。

自分の生活が苦しければ、この政府はダメだ、と思う前に、新聞の嘘にだまされるのである。

敗戦時。

米機の空襲に遭って一面の焼け野原。

ところが意外と国民は怒っていなかった。

それは、当時を描いた小説を読んでもわかる。

国民は、米国に、政府に、軍部に、天皇に、ほとんど怒っていないのだ。

「戦争だから仕方がない」、「他の人も同じ目に遭っている」。

この奴隷根性は今も続いている。

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